コービーVSレブロンのNBA Finalが実現していたら

NBAのif

コービー・ブライアントとレブロン・ジェームズ。

2000年代のNBAを代表する
スーパースターの2人です。

コービーはLAL一筋で20年
レブロンはCLEとMIAにコービーが現役の間は在籍していました。

カンファレンスは違っていたので
プレーオフで対戦する可能性があるのは
NBA Finalの舞台でした。

最高の舞台でのスーパースターの直接対決を
NBAファンは楽しみに待っていました。

しかしこの対決が実現することは1度もなかったのです。

過去のFinal match up

過去のFinal match upを見てみましょう。

2006-07 CLE-SAS レブロン

2007-08 LAL-BOS コービー

2008-09 LAL-ORL コービー

2009-10 LAL-BOS コービー

2010-11 MIA-DAL レブロン

2011-12 MIA-OKC レブロン

2012-13 MIA-SAS レブロン (コービーアキレス腱断裂)

2013-14 MIA-SAS レブロン

2014-15 CLE-GSW レブロン

2015-16 CLE-GSW レブロン (コービー引退)

2016-17 CLE-GSW レブロン

2017-18 CLE-GSW レブロン

06-07シーズン〜17-18シーズンまでの12年の間
両者は必ずどちらか一方はFinalに進出していたにも関わらず
プレーオフで対戦が実現することは1度もありませんでした。

対戦の可能性が高かったシーズン

この中で最も対戦の可能性が高かったのは
2008-09シーズンだったと思います。

コービーは順調にFinalに出場しましたが
レブロンはカンファレンスファイナルでORLに
敗れてしまいました。

このシーズンレブロンは初のシーズンMVPを受賞し
CLEも66勝16敗でリーグ1位の勝率を残しました。

またEASTはライバルであるBOSのKGが
怪我でプレーオフの試合に出れず
CLEに取ってこの上ないチャンスでした。

しかしカンファレンスファイナルで対戦したORLの
ドワイトハワードと周りの選手のスリーポイントを
止めることが出来ず2-4でCLEは敗れてしまいました。

NBAファンが夢にまで見た
コービーとレブロンのNBAFinalはお預けとなり
その後実現されることは2度となかったのです。

誰もが見たかったこの対決を
せっかくなので妄想で書いてみようと思います。

この記事では08-09シーズンに
CLEがFinalに進出したと仮定して
CLEとLALのマッチアップと勝敗予想をしてみたいと思います。

レギュラーシーズン成績

レギュラーシーズン成績
CLE 66勝16敗
LAL 65勝17敗

ホームコートアドバンテージはCLEが持っています。
当時のFinalはHome Awayが2-3-2でしたので
CLEで2試合-LALで3試合-CLEで2試合と進んでいきます。

また直接対決ではLALが2勝0敗としています。
特にCLEはホームの試合で39勝2敗と圧倒的な勝率を残していましたが
そのうちの1敗がLAL相手でした。

こちらにはハイライト動画を貼りましたが
YouTubeにはレギュラーシーズンフルの動画が2試合ともありましたので
興味がある方は検索してみてください。

ロスター分析(スターター)

続いてロスターを見ていきましょう。

CLE HC:マイクブラウン
スターター    ベンチ
モーウィリアムズ ダニエルギブソン 
デロンテウエスト パブロビッチ ティンズリー
レブロン     ザービアック
バレジャオ    ジョースミス ダーネルジャクソン
イルゴースカス  ベンウォーレス

LAL HC:フィルジャクソン
スターター    ベンチ
フィッシャー   ファーマー
コービー     ブヤチッチ シャノンブラウン
アリーザ     ウォルトン
ガソル      オドム ジョシュパウエル
バイナム     ムベンガ

順番にマッチアップを見てみましょう。

PG モーウィリアムズ フィッシャー
ここはモーがアドバンテージを取りたいところ。
フィッシャーのディフェンスを揺さぶって20点以上
スコアできればCLEが有利になります。

フィッシャーはディフェンスに不安があるので
コービーをモーにつける時間もあるかもしれませんね。

また、フィッシャーはクラッチタイムに力を発揮し
モーはパフォーマンスを落とすイメージがあるので
クラッチタイムの出来も鍵になるかもしれません。

SG デロンテウエスト コービー
ここはコービーの圧勝です。
ウエストは191センチ、コービーは198センチと身長が7センチ差あるうえに
コービーはポストプレーを好んで行うので、かなり苦戦するでしょう。

レブロンがコービーを守る時間もあると思いますが
攻守で負担が大きくなりすぎるので、悩ましいところです。

SF レブロン アリーザ

当時からディフェンスを評価されていたアリーザが
レブロンをどれだけ抑えられるかが注目点。

逆にレブロンは得点とアシストになるべく絡んでいかなければいけません。
当時のレブロンはポストアップはそこまでしておらず
ドライブをメインにしていました。

レブロンを完璧に抑えることは当然出来ませんが
手の長さと運動能力のあるアリーザであれば
ある程度有効なディフェンスが出来るかもしれません。

PF ガソル  バレジャオ
ここはガソルが有利なマッチアップとなります。

サイズは2センチガソルが高いだけですが
多彩な得点パターンを持つガソルに対して
バレジャオがディフェンスできるか見どころです。

ガソルをスローダウン出来れば
CLEにとってかなり有利になります。

C バイナム イルゴースカス
こちらはイルゴースカスに分があるでしょうか。
イルゴースカスは221センチのサイズを生かした
フックシュートやティップイン、高確率なミドルシュートなどで
得点することができます。

一方バイナムはインサイドのパワープレーが得意でしたが
膝の復帰以降調子があがっておらず
特にディフェンスの横の動きが苦手でした。

プレーエリアが広いイルゴースカスに
手を焼くかもしれません。

ロスター分析(ベンチプレーヤー・HC)

CLEのベンチは絶対的な6thmanはおらず
得点を取るのはジョースミス、ギブソン、ザービアックが中心でしたが
LALのタレントと比べえると劣っている感は否めません。

ベンウォーレスがLALインサイドの得点を
抑えることができれば大きいのですが
当時34歳で身体能力も落ちていたので
そこまで多くを求めることは出来ません。

一方LALはなんといってもオドムの存在が大きいです。
ドライブ、スリー、ポストアップ、ゲームメイクと
マルチにこなすことができます。

他のメンバーもドライブが得意なファーマー・シャノンブラウン
シューターのブヤチッチ、バランサーのウォルトンと
層の厚さはCLEに対してアドバンテージを取れそうです。

HCに関してもLALに分があります。
CLEのマイクブラウンはディフェンスに長けたHCで
この年COYを受賞しました。

レギュラーシーズンは素晴らしい結果を残しましたが
オフェンスはレブロンに頼る部分が大きかったです
(仕方ない部分はあると思いますが…)

レブロンの包囲網が仕掛けられた時に
カウンターできるかが重要となります。

LALのフィルジャクソンは説明するまでもないでしょう。
2009年当時で9回の優勝経験があり、プレーオフの勝ち方を熟知しているHCです。

Finalの大舞台ではジャクソンの存在が
LALの大きなアドバンテージになるでしょう。

勝敗予想

結果としては4勝1敗でLALが勝つと予想します。

CLEのホーム2連戦は1勝1敗で終えて
LALのホームでLALが3連勝すると思います。

CLEはホームでは強いですがORLとのシリーズも
アウェイでは勝つことが出来ませんでした。

逆にLALはレギュラーシーズンでもCLEのホームで勝利しており
敵地でも勝てることを証明しています。

またCLEはレブロンの次の得点源がモー・ウエストですが
LALはコービーの次はガソル、その次もオドムと3番手まで安定しており
タレントレベル・ベンチ選手の層もCLEに勝ります。

以上の面から5試合でシリーズが終わると予想します。

終わりに

初めてNBAのifシリーズの記事でしたが
いかがだったでしょうか。

私の主観もだいぶ入っていると思いますので
読者の皆さんの感想も教えていただけると
大変うれしいです。

今後もNBAでもし〜だったらと感じたことを
深堀りして記事にしていきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

引用画像 https://x.com/TheDunkCentral

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