SAS2013-14シーズン

自己紹介

みなさんこんにちは。

今回は私が歴代で1番好きなチームの
2013-14シーズンのSASについて
レギュラーシーズンから優勝までの道のりを
振り返っていきたいと思います。

レギュラーシーズン


レギュラーシーズンで最長のプレータイムだったのは
パーカーの29.2分で、とにかくタイムマネージメントが徹底されていました。

また10得点以上を6人、8得点以上を9人が記録し
チームバスケを体現しているのが当時のSASでした。

そんなSASはレギュラーシーズンを62勝20敗で全体1位の勝率を残し
ウエストの第1シードとしてプレーオフに望みます。

プレーオフ

レギュラーシーズンは高い勝率を残したものの
この年のプレーオフでは苦戦が続きます。

ファーストラウンドの相手は第8シードのDALです。

このシーズンのDALはノビツキーを筆頭に
モンタエリス、ショーンマリオン、ビンスカーターなど
渋いベテランがロスターの多くを占めるチームでした。

このシリーズのハイライトはなんといっても
第3戦のビンス・カーターのブザービーターでしょう。

劇的試合で1勝2敗となりますが
その後は立て直し4勝3敗でシリーズを突破します。

カンファレンスセミファイナルではPORを4勝1敗で破ると
カンファレンスファイナルの相手はKD・ラスのOKCがたちはだかります。

この年はレギュラーシーズン0勝4敗でスウィープされており
2年前のシリーズで敗れていることもあり
始まる前にすごく不安だったことを覚えています。

しかし第1戦第2戦はOKCのイバカが欠場だったことも響き大勝します。
第3戦以降イバカが復帰して3.4戦を連敗しますが、
第5戦に勝利し第6戦を迎えます。

この試合でパーカーが怪我をしてしまい
試合の途中で退場してしまいます。

その後4クォーター終盤にはリードしますが
ラスとKDの反撃にあい、残り32秒で逆転されてしまいます。

その後マヌの値千金のスリーで逆転しますが
土壇場で追いつかれて、試合はOTへ。

OTでは2000年代前半に戻ったような
ダンカンのポストプレーのゴリ押しでリードを奪ったSASが
そのまま勝利して、2年連続のNBAfinalに進出しました

この試合に負けていたら、パーカーの怪我もあり
体力的・精神的にもかなりキツかったと思うので
大きな勝利でした。

ウエストはOKC・LAC・MEMと
一筋縄ではいかないチームが多く
いつの時代もウエストのプレーオフを勝ち上がるのは
大変ですね・・・

NBAFinalでは2年連続でMIAとの対決となりました。
前年のリベンジを果たすために、SASは相当なモチベーションを持って
シリーズを戦います。

NBAFinal

第1戦はSASのホームで始まりますが
アリーナのエアコンが故障し、猛暑の中でのプレーとなります。

試合は接戦となりますがレブロンが4クォーターに
足を攣ってしまい退場するとSASが一気にたたみかけ
この試合に勝利します。

この試合は後にエアコンゲームと呼ばれることとなりますが
層の厚いSASに有利に運ぶ結果となりました。

この試合特に印象的なプレーをしていたのがジノビリで
去年のFinal時よりも明らかに身体のキレがよく
第1戦も16点決めて、勝利に大きく貢献しました。

リベンジしたい思いが人一倍強かったのかもしれませんね。

第2戦ではレブロンが35点あげるとともに
SASの勝負どころでのフリースローのミスが響いてこの試合を落とします。

去年もフリースローが決まらずあの悲劇を招いてしまったので
嫌な流れではありました。

MIAのホームに会場をうつした第3戦では
スターターをスプリッターからディアウに変更します。

この変更が功を奏したのか
序盤からSASのオフェンスが爆発します。

最初の21本のFGのうち19本を決める
恐ろしいパフォーマンスを見せて、大量25点リードを奪います。

その後ウェイド・ボッシュ・ラシャードルイスらが得点を決めて
点差が一時一桁差まで縮まりますが、リードを守りこの試合に勝利しました。

SASはカワイが29点をあげて復調、BIG3が全員二桁得点の他
先発になったディアウの効果もあり
よりパスが回るようになっていました。

続く第4戦もSASが圧倒していきます。

序盤からディフェンスでMIAに得点チャンスを与えずに
オフェンスではパッシングバスケでオープンの選手が
高い確率で得点を重ねていきます。

SASは試合を通してFGを57.1%という高確率で決めて
出場した選手全員が得点しました。

ミルズ・ディアウ・スプリッターなども
合わせやオープンスリーで得点を重ねていたので
MIAは抑えどころがなかったのだと思います。

ディフェンスでもMIAを86点に抑えます。
しかもこの86点のうち12点はジェームズジョーンズがガベージタイムの
3分間くらいで決めた得点と考えると
SASのディフェンスがかなり機能していたことがわかります。

当時試合を見ていましたがMIAの会場が
盛り上がる場面がほとんどありませんでした。

ダニーがレイアレンのポンプフェイクに引っかかって
スリーを決められると、すぐにポップがタイムを取って、叱られていました。

それぐらい徹底されていて
完璧な勝利だったと思います。

第5戦ではMIAはチャルマーズをベンチスタート
レイアレンをスタートにしてフルパワーでぶつかってきます。

序盤からレブロンが鬼神モードに入り
無表情で淡々と得点を重ねていきます。

スリー・プットバック・エンドワンなど
SASは全く止めることが出来ず、6-22とリードを奪われます。

その後はマヌ・パティーのスリーなどで反撃し
2クォーター途中で逆転するとマヌに衝撃のプレーが飛び出します。

トランジションで左ドライブし、オフハンドでレイアレンを吹き飛ばすと
ボッシュ越しにダンクを叩き込みます。

ベンチ・観客も総立ちで大騒ぎになると
ダンカンも珍しくコートの中で満面の笑みを
見せていました。

リードしたまま前半を終えると
3クォーターはスプリッターのブロック、パティーとマヌのスリーなどで
一気に点差を広げます。

4クォーターはパーカーを中心に危なげなく試合を進めていき
悲願の優勝を成し遂げました。

優勝!!

終わってみれば合計70点差をつけての優勝で
過去最高の得失点差となりました。

MVPは当時3年目のカワイレナードが受賞しました。
平均得点は17.8得点でしたが
ディフェンスでもレブロンを苦しめて、文句なしの受賞でした。

またこの試合終盤にダンカン・パーカー・ジノビリを
1人ずつベンチに下げていったのですが
ミッション完了感があって、すごくかっこよかったのを覚えています。

全盛期真っ只中のスーパースターはいませんでしたが
ボールムーブを全員で行い、ディフェンスを頑張り
チームバスケを徹底したこのシーズンのSASが
私の歴代で1番好きなチームです。

最近のSASも若手が頑張ってて楽しいチームなので
成長を見守りながら応援していきたいと思っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

画像引用 https://x.com/spurs

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